10月17,18日 白鬚田原神社どぶろく祭が行われます。


和銅3年(710年)に始まった白鬚田原神社の「どぶろく祭」は、全国でも数か所しか醸造を許されていない「どぶろく」を全国でも有数の奇祭となっています。

「どぶろく」は徳川時代は自由に醸造し、神前に供え、そのおさがりを神霊の宿る長寿の薬として、氏子一般がありがたくいただいていました。

明治時代に至っても酒醸税則範囲外として課税されることなく認められていましたが、明治30年、酒税法改正の際、古代より中断なく毎年醸成し慣例となっていた神社に限り許可されることになり、大田の白鬚田和神社はそれに該当していたため、神社神酒用として無税製造を認められました。

五穀豊穣、無病息災のほか長寿祈願として信仰を集め、どぶろくが振る舞われる大祭当日は多くの参拝客でにぎわいます。