10月17日、18日のどぶろく祭り当日に向けて、どぶろくの仕込みや準備が始まりました
10月16日(火) 準備
神社の社務所では、オクツカタと呼ばれる細長い形をした餅と丸餅が準備されました。
明日から始まる祭りに向けて神社関係者と神元座の人たちによって拝殿や本殿の準備が行われました。
いよいよ明日からどぶろく祭りです!
10月12日(金) 潔斎式
10月12日、この日は潔斎式です。
午前9時頃、拝殿に関係者が集まり、出来上がったどぶろくを皆に振る舞う霜消しの行事が行われました。この行事は祝元によって進められます。
霜消しの後は神社の前を流れる桂川で禊を行いました。川での禊が終わると、注連縄を綯い、五幣などが準備されます。
各自準備を終えると拝殿で神元座と呼ばれる行事が行われました。神元座には宮司や17の神元組の代表などが出席し、祝元が接待をします。祝元の発声によりどぶろくが振る舞われます。盃に注がれたどぶろくはそれぞれの茶碗に空けられ、盃は下座へと回っていきます。全員に最初のどぶろくが行き渡ると新しい盃が用意され、同じように座を回っていきます。どぶろくが一献、二献、三献と、三回振る舞われると神元座は終了です。
神元座が終了すると、集落の6か所に注連縄を張るはけおろしの行事が行われます。関係者は持ち帰った注連縄を自宅の入口に張ります。
潔斎式は精進固めとも呼ばれ、この日を境に関係者は精進潔斎に入ります。
10月11日(木) 準備進行中
着々と準備は進んでいます。
10月8日(月・祝) 口開式、酒精検査
10月8日は口開式です。
どぶろくの醸造量とアルコール度数などを検査をしました。
また、ここで初めて宮司と氏子会長が味見を行いました。
どぶろくは鋭意発酵中でまだ酸味が強い状態です。今後、発酵が進むにつれアルコール度数は高くなり、味もまろやかになります。
検査の後、口開式の神事を行い、できあがったどぶろくが神前に供えられました。
10月1日(月) 掛添えの儀
醸造始の儀と同じ仕込みを繰り返します。
これで今回のどぶろくづくりに使われる米の仕込みが完了しました。
9月30日(日) 米洗いの儀(二回目)
台風接近の中、二回目の米洗いをしました。
この日も360kg(6俵)の米を洗いました。
9月25日(月) 醸造始の儀
洗った米が蒸され、いよいよどぶろくづくりが始まります。
拝殿の上に用意された筵の上に蒸した米を広げて、米を混ぜながら仕込みに適した温度まで均一に冷まします。
全部の米が蒸し上がるまでこの作業を何度も繰り返します。
米を蒸す作業が一息つくころ、どぶろくづくりの無事を祈る醸造始の神事が行われます。
氏子会長の玉串奉納に続き、祝元と杜氏がどぶろくづくりと祭りの成功を祈ります。
どぶろくづくりに関わる全ての場所が清められると、仕込みが始まります。
蒸し米や麹米が次々と水の入った樽に入れられます。
9月24日(日) 米洗いの儀
いよいよどぶろく造りが始まります。
雨の降る田原山川、祝元組に別府大学とAPUの学生さんが加わり、この日は360kg(6俵)の米を洗いました。
米洗い終了後は神社に戻り米かしします。