2019年8月12日、大田小学校のグラウンドで大田地区忍耐ソフトボール大会が開催されました。

過去の対戦成績は田原、朝田ともに4勝2分け。いよいよ決着の刻を迎えた2019年。今回の対戦から主催者、スタッフ、選手の高齢化の問題で試合時間が前回までの12時間から10時間に短縮されました。それでも10時間ソフトボールをするというのは忍耐なことです。

試合は序盤から朝田がリードをする展開で16回終了時点でこの試合最大の29点差をつけます。その後、徐々に点差を縮めていった田原は27回表に打線が爆発、一挙18点を取り逆転。しかし朝田は中盤の38回に7点、43回に11点を取り再度逆転。試合は朝田がリードを保ちながら終盤へ。田原は68回に同点に追いつきましたが、その裏の攻撃で朝田が7点取って田原を突き放したまま最終回へ。このころになると両軍疲労困憊、応援席も心の中で早く終われと念じます。18時30分、最終72回表の田原の最後の打者が打ち取られゲームセット。

長く辛い戦いは朝田の勝利で幕を閉じました。

終わってみればどっちが勝つか、ということよりも10時間も試合をした満足感と疲労感を味わうためのゲームだったと思います。

毎年、お盆の時期に開催される忍耐ソフトボール大会。大会には大田へ帰省してきた人たちも参加。勝敗よりも楽しく試合をする、それがテーマの大会でした。それでも毎年接戦になるのですね。

選手の皆さん、応援の皆さん、たいへんおつかれさまでした。